子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

世の中の先生に対する保護者の課題~思いやり、補い合うことで、子供たちによりよい教育を~

昨日のブログに書かせていただいた通り、今日は『先生』に対しての私の気持ちを書かせていただきます。(あくまでも個人的な考えです)↓

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みなさん、子供たちの先生に不満はありますか?

(ここでいう先生とは、学校や習い事などでお世話になる全ての先生を指します。)

 

私はありません。

 

本当にありません。

 

不満を感じるどころか、いつも感謝をしています。

 

私はこのブログに嘘偽りのない正直な気持ちを書いています。

 

綺麗ごとではなく、今まで親子サークル・療育・幼稚園・学校・通級・公文・スイミング・体操・その他関係各所・・・と、実際多くの先生方と関わってきて感じていることです。

 

なお、正直な気持ちを書いているため、今までは先生に不満を感じず感謝の気持ちばかり感じていましたが、これから先のことはまだどうなるか分かりません。 

 

 

 

 

先生への不平不満は私の周りでもよく耳にします。

 

「うちの先生はこうしてくれない」とか「この先生はこれがね~」とか「この先生よりあの先生がいいよ」とか・・・

 

でも、私はその話を聞いてもその先生に不満を感じたことがありません。

 

なぜなら、過去記事「これで100発100中?!子供の気持ちをコントロールし、安定に導く方法とは? 」にも書かせていただきましたが、私は❝完璧な人間ではない❞からです。

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いつも周りの人たちの先生への不満が耳に入るたびに、「私だったら大人数の生徒を全てきめ細かく見ることができるかな?・・・・いや、私には無理だな・・・」と思うのです。

 

きめ細かく見るのはもう息子と娘で精一杯。この精一杯を何人もの子供たちに向けられるのだろうか・・・

 

もちろん、先生たちは教育のプロです。だから、きっと私よりももっとたくさんのスキルがあって、もっとたくさんの生徒をきめ細かく見ることができるのかもしれない。

 

でも、先生も【人間】です。【スーパーマン】でもなく【魔法使い】でもないんです。

 

生徒が困っていることに気が付かない時もあるでしょう、保護者の希望通りに動くことができない時もあるでしょう、やろうと思っていたことを忘れてしまうこともあるでしょう、思い通りに授業を進めることができない時もあるでしょう、理想通りに子供たちと接することができないこともあるでしょう・・・

 

何人もの能力も違う、個性も違う、性格も違う、特性も違う、生活環境も違う、親の教育も違う子供たちをまとめながら、文部科学省の学習指導要領のカリキュラムに従いながら指導を行うことは本当に大変なことだと思います。

 

そして、学習時間も増え、英語教育も低年齢化していく・・・

 

さらに、そこにいじめや不登校などの難しい問題が出てくる・・・

 

これらを全て理想通りに完璧にこなしていくことができるのか?

 

私だったら無理だな・・・・と。

 

もちろん、先生たちも努力は必要ですが、それら全てを先生に託してしまうのは少し気の毒だなと感じています。

 

 

 

私はいつも先生には「子供たちをサポートしてもらっている」と思っています。

 

教育の主体を学校や療育先や習い事に託すのではなく、私自身も一生懸命に努力し先生と連携を取りながら❝教育のパートナー❞という立ち位置で考えています。

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連携をしっかり取ることによって、お互いの足りない部分を補い合う。

 

もちろん、多くの親御さんたちも同じ考えなのではないかな?と思います。

 

では、こちらは連携を取ろうとしているのに、「先生側からの反応が薄い・・・」ということもあるかもしれません。

 

「自分を保守するばかり・・・」と感じてしまうこともあるかもしれません。

 

でも、子供たちも私たち大人の能力もそれぞれであるように、先生たちの能力もみんなそれぞれなんです。

 

これは、きちんと対応してくれないから能力が低いと言っているわけではありません。

 

その先生は他の場所ではすごい能力を発揮しているのかもしれない、違った側面ではまた違う要素があるのかもしれない、たまたま何かで一杯一杯になっていてそのことに対応しきれていないのかもしれない・・・・ 

 

私が言いたいのは、先ほども言いましたが❝先生も私たちも魔法使いでもスーパーマンでもない❞ということです。

 

全てを理想通りに完璧にこなしていくことは至難の業です。

 

だからこそ、誰かに責任を押し付けるのではなく、みんなで協力し合う・・・

 

先生たちはみんなそれぞれの感覚で一生懸命に子供たちのことを見ていると思います。わざと悪くしようなんて思っている先生はいないと思います。

 

結果、全てが保護者の希望通りにならなくても、その先生の【子供たちを想う気持ち】があることを少しでも感じることができるだけで、私は【感謝】という気持ちが大きく膨らんでくるのです。

 

 

だから、私はいつも先生に何かをお願いする時は、必ず「出来る範囲で大丈夫です。」と伝えるようにしています。

 

子育ては大変です。私たち親も大変なように、先生たちもとても大変だと思います。

 

親の教育方法もみんなさまざまなように、先生たちの教育方法もさまざまであると思っています。

 

だから、その教育方法が自分と異なる場合に不満を感じた時には、「家庭でもっとできることはないか?」「学校(習い事先)はもっと工夫をしていくことはできないか?」と双方が歩み寄り、しっかりと話し合いの場を持つことができればいいなと感じました。

 

だから、お互い思いやりを持ちながら補い合いながら、子供たちの教育に携わっていくことが私の中での理想です。

 

そして、その思いやりの気持ちが相手に伝われば、どんどん先生とも気持ちが通じ合い、子供たちへの教育や指導にプラスに働いていくのではないかなと思っています。

 

『相手に求めすぎず、自分を過信しすぎず・・・』

 

そんなことが教育の場では大切になってくるのかな、と思っています。

 

また、噂話が広まりやすいこの世の中では、周りの一方通行の意見に左右されずに、先生側の状況もしっかりと理解したうえで、直接自分が感じたことを大切にしていきたいな・・・と思いました。↓

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