子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

祝!【公文算数】小学校課程修了☆~「習慣」によって勝ち得た勲章~

ついに、小学3年生の息子くん!

 

公文の算数F教材を合格いたしました(^^♪

 

つまり、中学校課程に進級です☆

 

 

 

年長の終わりから公文に通い始めて、約3年・・・

 

ここまで来るのには、山あり谷あり、挫折しかけたこともありで、決して平らな道ではありませんでしたが、しっかりと一つ一つの困難に立ち向かい、時には手を差し伸べることによって、一つの大きな節目である小学校課程修了という日を迎えることができました。(今までの山や谷や挫折に関しては、過去記事から探してみてください)

 

 

❝F教材が合格したら、何でも好きな物を買ってあげる!❞という約束だったので、特にゴールの見えてきたここ1・2カ月間は、ご褒美に胸を膨らませて駆け抜けた感じもします(笑)

 

「勉強」に「ご褒美」はマイナス?という意見も耳にしますが、結局は使い方次第であると思っています。

 

子供にとって「勉強」とは苦痛を伴うもの。

 

どんなに綺麗ごとを言っても、学力を身に付けるということは大変なことなんです。

 

大人になれば、「勉強」の必要性が具体的に理解できるのかもしれない・・・

 

でも、それは様々な経験を元に理解していくものです。

 

まだ、経験の浅い子供たちに理想ばかりを押し付けても、心の底から理解をすることは難しいと思います。

 

何のための勉強か?誰のための勉強か?

www.jiritsusupport.com

 

もちろん、そんな大事な話はしっかりとする必要はあるけれど、その場では理解できたとしても、日々の大変な学習の波にのまれてしまえば、そんな頭の中の理解はすぐに吹き飛んでしまいます。

 

分かんない!疲れた!もうやりたくない!・・・

 

そんな時に、まず必要なのが大人のサポート。

 

過去記事にもたくさん書かせていただきましたが、気分転換をしたり、時間を調整してみたり、課題を簡単なレベルに戻してみたり、学習とは簡単な時と難しい時の波があることを教えて、一緒に先を見通してみたり・・・

 

そんな、サポートの一つに「ご褒美」も位置付けられると思います。

 

子供たちは単純明快(^^)

 

「ご褒美」が大好きです♪

 

だから、その「ご褒美」をマイナスにならないようにプラスに使っていく。

 

毎回毎回、「ご褒美」を与えるのではなく、ここぞというときにそんな引き出しを出していくのです。

 

 

 

一番大切なのは、もちろん上記の記事のように、『夢』や『希望』や『目標』を具体化し、そのために勉強が必要なことをしっかりと理解させること。

 

そして、普段の勉強に対しては、「ご褒美」ではないあらゆる方法でサポートをしていくこと。

 

「ご褒美」はそれらを乗り越えた後に、そっと差し出すものです。

 

本当によく頑張ったね!

 

と、今までの努力をしっかりと見ていたことを、「ご褒美」という子供たちにとって分かりやすい方法で表現することによって、親子の絆を深めるのです。

 

 

 

遠い未来のために頑張るだけでは、何だかつまらない。

 

かといって、この「ご褒美」を当たり前にしては、目的が「ご褒美」になってしまう。

 

だから、大きな節目でこの「ご褒美」を使っていくのがベストなのだと思います。

 

 

 

吃音があったって、うまく説明することができなくたって、文章問題が苦手だって、手先が不器用だって・・・

 

計算は自信がある!

 

そんな、精神衛生上とてもプラスになる「自信」を作ってあげられたことに、ひとまずほっとしています。

 

「僕はもう中学生の問題をやるんだ(^^)/」

「これからも、どんどん進めるぞ~!」

 

って、息子はやる気満々(笑)

 

そんな「自信」が「明るさ」に変わり、そんな「明るさ」が周りを引き寄せる・・・

 

3年生はお友達にも恵まれました。

 

 

 

いよいよ、小学校も後半戦。

 

やはり、学習が難しくなる前に、『努力する力』や『踏ん張る力』、そして『諦めない力』を身に付け、これらを結果に結びつけてきたことは、これからの息子にとって大きな財産となるでしょう。

 

そのために、必要なのが「習慣」です。

 

毎日、コツコツ・・・

 

基本はぶれずに、コツコツ・・・

 

わが家はこの「習慣」で、これらの大切な力を身に付けることができたと思っています。

 

さらには、その「習慣」が子供たちの負担を減らしていく。

 

毎日やることが大変なのではなく、やらずにためてしまったマイナスを埋めることの方が大変なんです。

 

だから、毎日少しづつ、コツコツコツコツ・・・

 

これからも、この「習慣」を軸にして、未来に向かって進んでいきたいと思っています。

  

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