子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

大人になるってどんなこと?~成人式の中止について思うこと~

現在、コロナで大変な日々が続いています。

 

そんな中、相次ぐ成人式中止の情報が入ってきましたね。

 

それと同時に悲しくて悔しい思いを抱えている新成人の方々の姿も多く見受けられました。

 

ただ、ここで私が感じたのは『成人式』とはあくまでも形式上のことであって、成人式を行ったから、成人式に参加をしたから、子供たちが大人になれるものではないということです。

 

もちろん、成人式は20歳の成長を祝う大切な行事なのかもしれません。

 

久しぶりに大勢の地元のお友達と会って、思い出に浸り、成長し正装した姿を見せ合い、喜びを分かち合う貴重な機会なのかもしれません。

 

 

 

そんな大切な機会がコロナによって奪われ、自分の気持ちを整理することが難しい新成人の皆さん・・・

 

大人になるということは、『成人式』に参加をすることでもなく、それに付随する様々な思い出を作ることでもなく、

思い通りにならない現実をしっかりと受け入れることです。

 

もし、今の世界の状況を理解し、自分のことばかりではなく、周りの人々を思いやり、我慢や忍耐をしっかりと身に付け、節度ある行動ができるのであれば、それはもう立派な大人になったということ。

 

今年の成人式中止には、そんな大人になるための根源を学ぶ大きな意味があるのではないでしょうか?

 

 

年齢的にはもう立派な大人であっても、中身は大人になりきれていない大人たちが沢山いる世の中・・・

 

日常生活を送っていてもテレビを通じても、飽きれてしまうことが多々あります。

 

こんな状況で果たしてコロナは撲滅できるのか・・・

 

 

あなたの周りにも頼りない大人たちがたくさんいるかもしれません。

 

「これくらいいいや」「周りもやってるし」が命取りとなるこのご時世。

 

悪い波に飲まれるのではなく、いい波に乗っかっていけるよう、一人でも多くの新成人の方々が本当の大人になれるように心から祈っています。