子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

日々の日課~学習を意識した一日の流れ~

前述した「風邪で学校を休んだ日の自宅での過ごし方」で少し触れさせていただきましたが、今日は現在の息子の『日々の日課』について書きたいと思います。 

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 【平日の基本的な流れ】

5時~6時   起床

        起床後、すぐに公文の宿題(国語と算数)・・30分~1時間程度 

 

7時前     朝食(ニュース・情報番組をつける)

 

7時40分   登校

 

        帰宅後、30分休憩して習い事

        学校の宿題、一日の感想文

 

18時頃    夕食(ニュース・情報番組をつける)

        読書

 

20時頃    就寝

 

 

【土日の基本的な流れ】

5時~6時   起床

        起床後、すぐに公文の宿題(国語と算数)・・30分~1時間程度 

 

7時頃     朝食(ニュース・情報番組をつける) 

 

8時半~10時 漢字および苦手分野の学習(算数文章題、図形、国語見直し等)

 

10時半    お出かけ、娯楽

 

夕方      一日の感想

        午前中に行った学習の復習

 

18時頃    夕食(ニュース・情報番組をつける)

        読書

 

20時頃    就寝

 

 ※それぞれ空いた時間を自由時間としています。

 自由時間では、ゲームをしたり、好きなテレビを見たり、おもちゃで遊んだり、

 外遊びをしたりしています。

 

 

◇公文の宿題

朝、ダラダラしてしまう前や満腹前の方が集中できるため、起床後すぐに公文の宿題を行います。

また、夕方は疲れていることが多く、思考能力が落ちているため、一番脳がすっきりしている朝一の学習を取り入れています。

 

一日は24時間です。この活動する前の時間を有効的に活用することで、その日の充実度も変わってきます。

 

朝すっきり起きるためには、十分な睡眠時間の確保が必要となってきます。

 

◇ニュース・情報番組

ニュースや情報番組は普段使わない様々な言葉や情報で溢れています。また、映像と照らし合わせることによりイメージを膨らませやすく、自分たちでは行けない場所やなかなか難しい経験などを手軽に理解ができるツールとなっていると思います。

更に、分かりにくい言葉を親が分かりやすい言葉に置き換えて説明してあげることによって、よりその理解を深めることができます。

これらの内容はまだ難しいものもありますが、高学年や中学生その後において必要な学習となりますので、耳を慣らしておくだけでもプラスに働くのではないかと実践しています。

 

ただし、これらのテレビ番組に頼りすぎることなく、紙面上の勉強や実際の経験・体験を重視し、あくまでも学力サポートの一環として取り入れることが大切であると思います。  

 

そのため、いかにすき間時間を有効に使うかを意識した対策です。

 

◇一日の感想文

説明や文章構成が苦手な息子。公文や学校の学習とは別に、その日の感想を自分の言葉で書いてもらっています。それを私が確認し、不自然な言い回しや、間違った主語・述語・修飾語などの使い方を訂正します。

 

◇読書

一日一冊を目標に学校の宿題で出る音読とは別に図書館で借りてきた本を読みます。

情景の想像や言葉のイントネーションを教えるために、私が読むことももちろんあります。

また、いつも違う本を読むのではなく、内容や言葉使いの理解を深めるため、数冊の本を2週間かけて繰り返し読み込みます。

 

◇休日の学習

漢字・・・数が膨大なため、毎年10月の漢検までにその学年の漢字を全て覚えられるように、書き順・音と訓・熟語の使い方などの学習を行います。

 

文章題・・言葉が苦手な息子は、もちろん算数の文章題も苦手です。足し算・引き算・掛け算・割り算など同じ計算方法がまとまった文章題では想像力が培われないので、ネットなどから四則計算が混合している文章題をピックアップし、文章からどの計算方法を使うのかを判断できるよう練習しています。

 

図形・・・空間認知がとても弱いため、モザイクパズルやブロック、ピタゴラスプレートなどを活用し、実際の問題に関連付けていきます。 

 

以上、基本的な流れになりますが、その他も細かい方法でたくさんの働きかけを行っています。

 

現在はプラスアルファで『ありの巣作り』の観察を行っております。虫が大好きな息子。好きなことで学習意欲アップ!については、また後日書かせていただこうと思っています。