子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

やってて良かった朝一学習♪〜時間を有効活用し、学習の定着を図るためにできること〜

私が学習を取り入れて良かったと思う時間帯は朝一です。

 

特に起床後、朝食前の時間。

 

これは公文の先生からアドバイスをいただいたものなのですが、食後は満腹で集中力が欠けるし、朝に頭をしっかり動かしている子の方が学校での授業が頭に入りやすいのではないか?とのことで、朝起きてボーっと朝食を食べ、頭がまだ覚醒していない状態で学校に行くのとは吸収力が違うのでは?とのことでした。

 

そして、実際にそれを実行してみて良かった点は、朝に一つでも二つでも学習を行うことによって、夕方の自由時間が増えたり、何か他にプラスアルファの働きかけを行う時間を増やすことができるところです

 

また、朝起きてすぐはまだあまりお腹も減っていないので、起床後すぐの頭のウォーミングアップによって、だんだんとお腹も空いてくる。 

 

朝食の準備をしている間に朝学習を終えてしまうのです。

 

 

 

朝すっきり目覚めて起床後すぐに机に向かうには、やはり十分な睡眠が必要となります。

 

そのため、夜も就寝する時間をしっかりと決め、それも習慣化する。

 

なかなかすっきり起きることができない人は、起きたら部屋を明るくし、出来れば窓を開ける。

 

十分な睡眠に加え、この明るさと外から入ってくる風により、頭や体が刺激されて少しでもすっきりと起きることができるようになると思います。

 

また、子供たちが朝すっきり起きるために一番重要なことは、母親である私がまず明るく「おはよう!」と挨拶し、朝の用事をてきぱきとこなしていくことです。

 

子供たちだけでなく私たち人間というものは周りの雰囲気にとても影響されます。

 

暗い雰囲気であれば暗い気持ちになり、明るい雰囲気であれば明るい気持ちになる。真剣な雰囲気であれば真剣な気持ちになり、ユニークな雰囲気であればユニークな気持ちになる・・・・

 

そして、お母さんも朝頑張っているのだから、僕も私も頑張ろうという気持ちが芽生えてくるのです。

 

(朝起きたら、明るい音楽を流したりするのもいいかもしれませんね♪)

 

それを毎日繰り返しているうちに、子供たちは自ら起きて自ら机に向かうことができるようになりました。 

 

しまいには、私よりも早く起きた時は、私が布団にいるときでも子供たちはこの朝一学習を自らの意思で行うことができるようになりました。

 

これが習慣のすごい力です。習慣や慣れというものは本当に大きな力を発揮するのです。

 

 

 

さらに、朝一であれば、その日の都合やスケジュールによって左右されることがほぼありません。

 

学校がある日でも、お休みの日でも、旅行に行っている時でも、朝一は時間があります。

 

だから、毎日続けることができるのです

 

また、夕方学校から帰ってきた後や、休日お出かけをした後だと疲れていますよね?

 

そのため、私はまだ疲れていない朝一に集中力のいる学習を取り入れ、夕方は軽い課題を行うようにしています。

www.jiritsusupport.com

 

 

 

学習は継続することがとても大切です。

 

頭で理解して終わるのではなく、体で覚えるまで繰り返す必要があると思います。

 

頭を一生懸命に動かして理解している内容はすぐに忘れてしまう可能性が高いけれど、頭で考えなくてもすぐに答えまで導くことができるようになるまで定着された知識はすぐに体から抜けないからです。

 

例えば、料理。始めて作る料理やまだ慣れていない料理を作る時は、すごく頭を使って時間がかかりますよね?しばらくして、その料理を作ろうと思っても、作り方を忘れてしまって振り出しに戻る。

 

でも、何度も何度も繰り返し作っている料理は、いちいち頭で考えなくても勝手に体が動いて早く作ることができます。

 

この、『頭の理解』『体の定着』はいろいろなケースにおいて通じる話だと思います。

 

そう、学習においても覚えたての漢字は頭を使わないと書けないけれど、体に定着してしまえば勝手に指が動くのです。

 

 

 

でも、そこまでの状態に持っていくには、やはり時間が必要です。

 

何度も何度も繰り返す必要がある。

 

そのため、その朝一の時間を有効活用することによって、その他の時間をさらに充実させることができるのです。

 

 

 

この時に大事なのは子供が幼いうちは勉強する時間帯を選ばせるのではなく、初めから「この勉強は朝やるやつなんだって~」などと、あたかもすでに決まっていることのように話すのがポイントです。

 

まだ幼い子供はそのままその言葉を受け入れてくれる可能性が高いです。そのまだよく分かっていない時期に朝一学習の習慣をつけてしまう。

 

ただし、もちろんその日着たい洋服、その時食べたいものなど、出来る範囲で本人の意思を尊重することもとても大切です。

 

何か選択肢を与えてあげれるものがあれば、子供たち自身に選ばせる。これは、本人の自主性にもつながります。

 

私はこの朝一学習は上記のような多くのメリットがあると思っているため、あえて選択肢を与えていないだけです。もちろん、朝一に行う理由は子供たちにきちんと説明します。

  

もっと大きくなってからだと、勉強も難しくなり、子供の感情も複雑になってくる時期なので、この寝起きの朝一学習をすんなり受け入れてもらえるかな?という心配があります。

 

だから、まずは簡単な内容のうちに、そしてまだ本人が素朴なうちに、この朝一学習の習慣を作り上げてしまう方が楽なのではないかなと思っています。

 

この考えは、過去記事の「学習でつまずいた時に大きな支えとなるものは?~習慣と今まで乗り越えてきた自信を積み上げる~ 」と同じ理由です。

www.jiritsusupport.com

 

 

そのため、将来プラスに働くであろうことはきちんと私が習慣化し、その他の部分で子供たちの意見を取り入れるように意識しています。

 

『継続は力なり』という言葉があるように、学力はすぐに身につけられるものではありません。そのため、小さい頃から良い習慣をつけていきたいものです。