子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

「覚悟」は気持ちのクッション材~日々の❝当たり前❞の認識を変えよう~

昨年の秋、突然、学生時代のお友達の子供が脱毛症になりました。

 

脱毛症とは、字の通り「体(主に頭髪)の毛が抜けてしまう病気」です。

 

脱毛症(だつもうしょう)、または抜け毛(ぬけげ)とは、本人が生えることを期待していた毛髪(主に過去に生えていた箇所の毛)が生えなくなった状態、あるいは抜けてしまった状態のことである。通俗的には禿げ(はげ)と言われる。生理学的には、ヒトの頭髪の形状は年齢や個々人の個性により多様であり、こうあらねばならないという正解があるわけではない。医学的には、毛密度が生来の50%以下に低下した場合を指し、他人から見ても目立つ場合が多いとされる。

 

 ※フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より引用

 

その子の場合は、まゆげやまつげまで全身にいたってしまったそうです。

 

ただ、治療の甲斐あって、だいぶ毛が生えてきたそうですが、再発を繰り返す病気ということで、そのお友達はひどく落ち込んでいました。

 

 

 

こういうことがあるんですよね・・・

 

普通に子供を産んで、普通に生活してきて、普通に子育てをしてきた・・・

 

それが、ある日突然「運命」が変わってしまうんです。

  

今まで普通だったからこそ、まさか自分の元気な子供が大きな病気にかかるとは想像もしていなかった・・・

 

そのお友達は「覚悟」がなかったわけです。

 

まさか、自分の子供が・・・

 

まさか、自分が・・・

 

 

 

でも、その「まさか」って誰にでも起こり得ること・・・

 

私もそうです。

 

健康には自信があったのに、妊娠中に子宮内胎児発育不全になり息子を未熟児で産んだ・・・

 

まさに「まさか私が・・・」の世界。↓

www.jiritsusupport.com

 

「覚悟」がなかったからこそ、ひどく落ち込み、気持ちも不安定になり、ボロボロの状態にまでなったんです。

 

もし、あの時「覚悟」があったら、何かもう少し違っていたかもしれない・・・

 

 

 

普段、特に大きな問題がなく過ごしていると、当たり前のことに気がつかなくなります。 

 

何かどこかで問題が起こっても、他人事だと思ってしまいます。

 

そして、どこかで「自分は大丈夫・・・」という気持ちが出てきます。

 

そんな自信が、何か起こった時の「まさか」につながるんです。

 

事故も事件も病気も災害も・・・・

 

明日は我が身です。

 

人生、何が起こるかは分かりません。

 

徐々に何かが起こることもあれば、突然何かが起こることもある。

 

 

 

「覚悟」って、そういったことに対するクッション材になるのではないかな?と思いました。

 

「当たり前」が「当たり前でない」ことをしっかりと自覚する。

 

人生いろんなことが起こることが「当たり前」ということを「覚悟」する。

 

それを、しっかりと自分の胸に刻むことで、何かあった時に「運命」を受け入れられるようになるのではないか・・・と。

 

そんな「覚悟」があるのとないのでは、何か問題が起こった時の衝撃が全然違うのではないかな?と思いました。

 

普通に暮らすのが「当たり前」なのではなく、いろいろなことが起こるのが「当たり前」という認識でいることによって、問題が生じた時に「来たか・・・」と一旦深呼吸することができる。

 

そうすることによって、普通に暮らしていた頃に未練を残さずに、気持ちを切り替えることができるのではないか・・・

 

「覚悟」って、そんな大きな力があると思います。

 

 

 

でも、特に大きな問題がなく普通に暮らしているのに、普段から「何が起こるのかな・・・」なんて思いながら生活したくないですよね。 

 

問題なく暮らせている方は、「覚悟」よりも「感謝」がとても大切であると思います。

 

上記のように、髪の毛があることに感謝をする、歩けることに感謝をする、食べれることに感謝をする、働けることに感謝をする・・・

 

そんな日々の「当たり前」に感謝をすることによって、より充実した幸せな毎日を送ることができます。

 

でも、これはもうみなさんが既にやっていることかもしれません。

 

そんな時は、次のステップとして「覚悟」の気持ちをしっかりと持つことによって、人生の転機が訪れた時に、少しでも楽に気持ちを切り替えていけるようになると思います。

 

気持ちのクッション材になるのは「覚悟」です。

 

私ももっと早くこのことに気づいていたら・・・

 

私の場合は、経験からこのことを学びましたが、この「覚悟」という気持ちを片隅にでも置いておくのと置かないのとでは、今後の人生に大きく影響すると思います。

 

そんな、人生の鍵を握る「覚悟」をみなさんにも共有したく、本日はこの記事を書きました。