子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

私なりの主ないじめ防止策~「不安」を「対策」につなげる重要性~

現在の息子の吃音レベルは中の上くらいです。

 

そこまでひどくはないけれど、けっこう目立つといったところ。↓

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最近は息が詰まって苦しくなってしまうくらいの高レベルもなく、比較的落ち着いてはいますが、それでもまだまだ中レベルをさまよっています。

 

私自身は気長に待つつもりだし、「もしかしたらもう治らないかも・・・」とも思っています。

 

「息子はこの吃音とは一生の付き合いになるのかな・・・」と。

 

 

 

そこで、気になるのが周りの子供たちの反応です。

 

今のところ、特に吃音に対するトラブルはなくここまでやってきています。

 

そんなある日、息子のお友達数人がわが家に遊びにきました。

 

息子はお友達が来ると、うれしくなって興奮して、更に吃音が目立っていました。

 

焦ってたくさんしゃべろうとすると、余計にその吃音が出るんですね。

 

吃音の原則は「基本ゆっくりしゃべる」というものがありますが、普段の生活で本人がそこを意識することはできないわけです。

 

周りのペースに飲まれたり、自分の気持ちによってそこが左右されます。

 

 

 

そんな、吃音が目立った状態でおしゃべりを続けていた息子くん。

 

気になる周りの反応は?

 

 

・・・・・

 

 

無視です(笑)

 

いい意味で(笑)

 

いい意味の無視もあるんです(笑)

 

正確には無視というよりも、スルー。

 

全く気にしていないようでした。

 

誰も息子の吃音に対して何も言わずに、子供たちの会話が進んでいく。

 

「あれ?けっこう出てるけど・・・気にならないのかな?」

 

「ん?ここまで普通の雰囲気って吃音が聞こえていないのか?」って思ってしまう程、お友達は息子の吃音に対して、何も反応していませんでした。

 

気にしているのは、私だけか・・・

 

そういえば、担任の先生もクラスの雰囲気作りを大切にしてくださっていたんだった・・・↓

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毎年、学年が上がるたびに、私は「吃音でからかわれないか?いじめられないか?」と気持ちが張るわけです。

 

夏休み前まではその状態・・・

 

そして、夏休みまでに特に問題が起こらなければ、一安心という流れがあります。

 

だから、もう今の3年生のクラスは息子の吃音に対しては、「もう大丈夫だな・・・」という気持ちがあります。

 

でも、また4年生になったら、この変な緊張感が出てくる・・・

 

「4年生は大丈夫かな?」って・・・

 

 

 

ただ、こんな時、私のキーパーソンだったらこんなことを言うはず・・・

(キーパーソンについてはカテゴリでご確認ください。)

 

「まだなってもいないことで悩むのはやめなよ。」

 

「なってから考えればいい。」

 

そう、せっかく今はうまくいっているのに、先のことを考えて不安になるのはもったいないんだよね・・・

 

しかも、4年生でもうまくいくかもしれないのに。

 

それであれば、今の不安は余計にいらないもの。

 

 

 

先のことを考えて「不安」になることは、みなさんもあるはず・・・

 

ただ、私はその「不安」は一概に無駄だとは思いません。

 

「不安」によって、今やるべきことがたくさん見えてくる。

 

例えば、私は息子に対するからかいやいじめを防止するために、以下のことに取り組んでいます。

 

 

◇私なりの主ないじめ防止策

(他にもありますが、今回は3つのみ紹介します)

 

①息子がこれだけは誰にも負けないという❝自信❞を作る

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②普段から明るい家庭環境を作り、明るい性格に育てる

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③私も積極的に周りの子供たちと仲良くする

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これらは、いじめ対策のみで行っていることではありませんが、これらのことが「いじめ防止にもつながっていくのではないか?」という気持ちがあります。

 

何かみんなと違うことがあっても、本人に自信があって、明るくキラキラしていて、親も接しやすい人だったら・・・

 

いじめにあう確率を少しでも減らせるのではないか?

 

との思いがあります。

 

 

 

これは、いじめだけでなく先々の「不安」があったからこそ生まれた、私なりの対策です。

 

この他にも先の「不安」があるからこそ、息子のためにお金を準備したり、先の「不安」があるからこそ、今の勉強を頑張ったり・・・と、その「不安」がしっかりと今に結びついています。

 

ただやみくもに「不安」になるのではなくて、「不安」になった時はそこを回避するためには何をしたらいいのかを具体的に考えればいいわけです。

 

そうやって具体的に行動していくことによって、その「不安」を小さくすることができます。

 

「不安」が生じた時は、それを「対策」に変えていくんです。

 

でも、いくら対策をしたからといって全てがうまくいくわけではないでしょう。

 

だから、また流れがおかしくなってきた時に、新たな対策を考えればいい・・・

 

今、自分の対策でそれなりの現状を保てているのであれば、それ以上は悩まずに今やるべきことに集中すればいい・・・

 

キーパーソンの言葉には、そんな意味が含まれていると思います。

 

 

 

だから、私は自分なりのからかいやいじめに対する予防策をしっかりとやって、今のところそれでうまくいっているのであれば、それ以上悩む必要はないということ。

 

また、この先流れが変わってきた時に、しっかりと新たな対策を考えよう。

 

 

 

今のクラスのお友達に感謝・・・

 

何か荒波がくるまでは、この吃音問題に対してはやきもきせずに休憩します。