子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

②妊娠中のトラブル~妊娠後期の高血圧~

前回のあらすじはこちら

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前回の記事で少し触れさせていただきましたが、妊娠中のトラブルといえば『高血圧』に悩まされました。

 

今まで上の血圧が120前後、下の血圧が70台あたりを中心に推移していたものが、妊娠後期32週の検診で、132/87と数値が出ました。

 

そのまま提出し、待合室で待機していたところ、看護師さんから『もう一度測り直してください』と。

 

そして2回目の測定は、121/91でした。

 

素人の私は、下がって良かった!と一安心しながら診察室に入っていくと、医師からは『血圧が高いね』と。どうやら、医師は下の血圧に注目しているようでした。

 

妊娠中に血圧が上がると、重度の場合は妊娠を継続できなくなったり、赤ちゃんに栄養が届きづらくなったり、母体にも危険が生じる等のリスクを説明され、私の気持ちは急に不安に陥りました。

 

その時期は夏でとても暑い日でしたので、『暑さは関係ないですか?』とか、『緊張は関係ないですか?』と自分の不安をぬぐうことに一生懸命でしたが、答えは『関係ありません』でした。

 

夏に血圧が上がるならみんなも同じ条件だけど、実際はそこまで数値が左右されないとのこと。

 

また、緊張に関しては、上の血圧は左右されるが、下の血圧は大きく左右されないとの説明でした。

 

(※あくまでも、一人の医師の見解や私個人の症状に対しての説明ですので、全ての方に当てはまるものではありません)

 

しばらくの間、家で1日3回、できるだけ決まった時間に血圧を測定してくださいとのことで、その日から毎日自宅で血圧測定を行う日々が始まりました。

 

もうこうなると、血圧のことばかりを気にしてしまい、毎回すごく緊張しながら大きく深呼吸をして測定に臨んでいました。

 

自分の心臓がドクンドクンと波打つのが分かるくらいに緊張してしまいます。

 

だいたい、1回目の測定は病院と同じくらいか、それより高い数値が出ます。一生懸命、気持ちを落ち着かせて、毎回3~4回も測定を繰り返していました。

 

その平均値は、上の血圧が120前後で下の血圧が80前後でした。

 

その後の検診で、医師には全て1回目の数値で報告してくださいと言われてしまいましたが 汗

 

家で血圧が落ち着いていても、それからの病院での測定は150/100を超えることも。。。。もう、心臓が飛び出しそうなくらい緊張してしまい、血圧測定が本当に苦痛でした。

 

妊娠高血圧症候群との診断までは出ませんでしたが、妊娠32週から出産までは血圧との闘いでした。

 

また、体重を急に増やしてしまうと余計に高血圧になりやすいとのことで、食事にも気をつけていました。

 

私の場合、下の血圧が高くなってしまうこと、血管の状態などから、将来的に高血圧になる可能性もあるので、定期的にチェックしてくださいと。

 

妊娠するまでは、病院でも安定していた血圧。今では、自宅では落ち着いていますが、病院での測定は高く出てしまう傾向に。。。どうしても、緊張してしまうようになってしまいました。

 

原因は緊張だけではなく、体の変化などもあるかもしれませんので、定期的に測定を続け、自分の数値を把握していこうと思っています。