子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

大切な人の誕生日~人生をかけて教えてくれている大切なことを、私も人生をかけて子供たちに伝えます~

今日はあの【身近な人】の誕生日です・・・

 

まだ下記の過去記事を読んでいない方は、必ずそちらを読んでから本記事を読んでください。また、お時間あれば、キーパーソンのカテゴリーも目を通してくださいm(__)m↓

www.jiritsusupport.com

 

 

今日は私にとってそんな【偉大な人】がこの世に産まれた日・・・

 

とても元気で、とても活発で、とても明るくて、とても友達が多くて、運動もできるし、勉強もできるし、全てがキラキラしていたあの【身近な人】・・・

 

お友達と頻繁に旅行へ行ったり、スポーツに励んだり、勉強も一生懸命にやっていい大学に入ったり・・・

 

全てが私よりも勝っていて、いつも私はその【身近な人】をうらやましいな、と思っていました。

 

そんな順風満帆な毎日を送っていたにも関わらずに、ある時期から全てが逆転してしまった・・・

 

青春真っ只中のあの頃から、体の痛みやしびれや何とも表現できない不快な症状に襲われる毎日・・・

 

その痛みにうなり声を上げる時期が年単位であったり・・・

 

そんな生活がもう23年・・・

 

東洋医学も西洋医学も気功や霊媒師のようなものまで・・・あらゆるものを試してみたけど全て改善に向かうことはありませんでした。

 

❝藁をもすがる思い❞とは、まさにこのこと・・・

 

あらゆる希望が失われ、あらゆる望みが絶たれ、何も頼るものがなくなってしまった・・・

 

そして、今は日々その不調に耐えるのみの生活・・・

 

以前は体の不調を抱えながらも、電車に乗って移動ができたり、外へお散歩に出かけたり、いろんなお店でご飯を食べたり・・・最低限の生活ができていました。

 

また、その何十年もの間、私もよく一緒にそれに同行して二人で楽しんでいました。

 

週に2回くらい我が家に来たり、泊まりにきてくれたりして、私の二人の子育てをいつもいつも一生懸命に手伝ってくれていました・・・

 

 

 

でも、無情にも年々状態が悪くなっていく・・・

 

そして、今では外出することが全くできなくなってしまいました・・・

 

不調に耐えながら、家の中で食事をして、暇つぶしにゲームをして・・・

 

 

 

それでも、その【身近な人】は『生き抜く選択肢』を選んでいます。

 

自ら命を絶つことはやっぱり怖いし、残された人への負担を考えたり・・・いつか必ず終わりが来るのだからそこまでして・・・という考えもあるのだと思います。

 

でも、そういった感情にプラスをして、その【身近な人】には希望があるんです・・・

 

それは、私の子供たちの成長が見たいと・・・

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

言葉になりません。

 

 

 

そんな、想像もつかないくらいの壮絶な毎日を送っているにも関わらずに、いつも子供たちの笑顔のために「今日はこのゲームをダウンロードしといたよ!」「今日はこういうすごろくを考えて準備したよ!」「景品もあるよ♪」と、周りの笑顔のため、そして自分の笑顔のためにたくさんの娯楽を考えて行動してくれる・・・

www.jiritsusupport.com

 

健康な私よりもユーモアに溢れていて、人を楽しませるセンスが人一倍あるんです・・・

 

【笑顔】だけじゃなくて、この【身近な人】からは、『すさまじい忍耐力』、『人を妬んではいけないこと』、『相手の意見を尊重すること』、『周りを思いやること』、『自分の考えを押し付けてはいけないこと』、『いいことも悪いこともあるのが人生であるということ』、『相手を変えたいと思った時は、自分が変わればいいこと』、『運命は受け入れること』、『苦しい時は抵抗しないこと』、『いつか終わりが来ること』、『抜け出せない暗闇の中でも生きがいや幸せを探し、困難の中でも光を見つけること』など・・・と、まだまだここには書ききれない程のたくさんの大切なことを学びました。

 

 

この【身近な人】に比べたら、私なんて特別努力も辛い思いもしていないのに、それを経験せずにこういった大切なことが学べたことは、私にとってとても『大きな財産』となっています。

 

だから、この『大きな財産』を日々の子育てを通じて、私の息子と娘にも伝えていきたい・・・

 

このブログの一番の目的はそこです。

 

二人が大きくなって、どうしようもないくらい暗いトンネルに入ってしまった時に、このブログを読んでほしい・・・

 

また、私がこの世からいなくなった時に、お母さんはこういう思いで僕たち私たちを育ててくれたんだな・・・ということを感じてほしい。

 

これは私の考えを大きく成長した子供たちに押し付ける気持ちはなく、このブログをきっかけに、僕だったら私だったらこうするな、という自分の方向性をきちんと考える手段のひとつとしてほしい、という思いで書いています。

 

 

そして、自分たちが感じた考えた大切なことを、また次の世代につなげてほしい・・・

 

 

 

そんな人生を生き抜くために必要なたくさんの大切なことを教えてくれている【身近な人】・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

パッピーバースデイ・・・

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃん・・・

 

www.jiritsusupport.com

www.jiritsusupport.com