子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

「楽なのに苦しい・・」ふと不思議な感覚に襲われた日曜の朝~発達凸凹の子を育てる私の一喜一憂~

この週末(土曜日)は娘の七五三のお参りに行ってきました。

 

私と娘は一足先に着付けに向かい、あとから旦那さんと息子、義父・義母が合流するという流れでした。(私の父と母は仕事です)

 

まずは娘の髪の毛を結わいてもらって・・・

 

その時点で涙ぐむ私・・・(笑)

 

娘が7歳のお祝いをするまでになったのか・・・

 

息子を未熟児で産んでから今までのことが走馬灯のようによみがえりました。

 

たくさんのことを乗り越えて、そして今もなお戦いながら、こうして月日が流れていくんだな・・・

 

慣れない着物で娘は疲れていましたが、そんなお疲れ顔もいい思い出(^^)

 

 

 

みんなで神社へ行ってお参りをして、着替えてからわが家へ移動。

 

お昼を食べて、ケーキを食べて(^^)

 

そんな団らん中に息子が「じいじとばあばの家に行きたい!」と。

 

義父もうれしそうに「おう!来いよ!」って(笑)

 

息子が一人でどこかへ泊まりに行くのは、習い事のキャンプと今回で2回目。

 

自分で身支度をさせて、私がチェックをして・・・

 

息子は普段なかなか集中して書くことのない作文の宿題も一気に書きあげる程のウキウキっぷりです(笑)

 

やはり、何か楽しみなことがあると、嫌なこと・大変なことも前向きに集中して取り組めるということが実証されました(笑)↓

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こうして、夕方義父と義母とともに出発!

 

娘はまだ私がいないと不安なのと、息子自身が「僕一人で行きたい!」「誰も来るな!」ということで、息子一人のお泊りが決行されました。

 

 

 

滅多にない娘一人のわが家。

 

すると娘は「何しよう」「何したらいい?」とつまらなそう(笑)

 

いつも喧嘩をしてもわちゃわちゃしていても、やはり息子がいる方がいいみたいです(^^)

 

息子はウキウキで出発して行ったのに、娘がこんな感じはかわいそうだな~と、翌日のお出かけを提案!

 

娘と一緒に考えた結果、日本最大級の屋内遊園地へ行くことにしました(^^♪

 

ここから、娘のテンションも一気にアップ(笑)

 

これで息子も娘も楽しめる状況を作ってあげられました(^^)

 

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今回、何が言いたかったのかと言うと・・・

 

休日の朝に息子がいない日を過ごしてみて、ほっと安心している自分がいたんです。

 

気持ちにも余裕があって、イライラすることもなく、落ち着いている自分が・・・

 

というのは、休日の午前中は朝一学習以外にも苦手分野などの学習も取り入れている私。↓

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息子がいないということは、この午前中の第二弾の学習をしなくてもいいということなんです。

 

健常児で優等生の娘は朝一学習で十分。

 

息子相手のように、常に「何を教えよう?」「何が足りないかな?」と考えて実行する必要がないわけです。

 

 

 

何も考えずに、ただ日常の生活を送ることができた日曜日の朝・・・

 

正直に言って、本当に楽でした。

 

でも楽だけではなく、その感情のギャップに苦しさもありました。

 

もう何年も継続して行っている朝の学習習慣。

 

習慣となってしまえば、大変なことは大変で終わり、苦しさまでは発生しないのに、その習慣が崩れ、楽を感じてしまうことで苦しさが発生してしまったんです。

 

すごく不思議な感覚でした・・・

 

楽なのに苦しい・・・

 

結局は常に意識をしている息子の教育が自分の負担になっているということ。

 

どんなに綺麗ごとを言っても、これだけは変えられない現実です。

 

そんな中で、「どう自分を奮い立たせながらやっていくのか?」を考えながら生活しているんですね。

 

 

 

息子も大変で私も大変な学習・・・

 

でも、「二人とも大変なのであれば、いっそのことやめちゃおうか・・・」という考えには至らないわけです。

 

今の楽を取ることが、この先息子にどのような影響を与えるのかを考えたら、今を頑張らない選択肢はないんです。

 

だから、今を頑張るからこそ、息子にはそれ以上の喜びや楽しみを与えてあげたいと、今回のお泊りも実現したんですよね。

 

おじいちゃんとおばあちゃんの家に泊まりにいくことなんて、そんな大げさに考えることではないと思いますが、私にとったらできることはなるべく息子の希望を叶えてあげたいという気持ちがあるんです。

 

 

 

ただ、ここで難しいのは、人は「喜び」よりも「苦しみ」の方に意識がいってしまうということ。

 

こうして、息子の喜びを意識していても、息子からは「勉強ばっかり!」と言われることもしばしば・・・

 

そんな息子の気持ちをコントロールしていくことに力を注ぎ、ふと今回のように楽を知ってしまうとどっと変な疲れが出てくるわけです。

 

こうして、障害名が外れた今もなお、一筋縄にはいかない発達凸凹の子の教育に一喜一憂しています。

 

 

 

ただ、逃げるわけにはいかない。

 

目の前にある課題を一つ一つこなしていくのみです。

 

できる範囲で・・・

 

どんな結果になろうとも、息子と二人で「お互い頑張ったよね(^^)」って言えるように。

 

 

 

一人そんなことを悶々と感じながら過ごした日曜日の朝。

 

でも、しっかりと気持ちを切り替えなきゃ!

 

だって、初めて行く日本最大級の屋内遊園地が待っている( *´艸`)

 

というわけで、昨日は旦那さんと娘と3人で楽しんできました♪

 

息子もじいじとばあばとお出かけを楽しんだようで何より(^^)/

 

 

 

今日からまた4人家族!

 

普段のバタバタ・ドタドタ・ギャーギャーの毎日だけど、娘はとってもうれしそう(笑)

 

いつものこの騒がしさが急になくなって、寂しくなっちゃってたんだよね(^^)

 

やっぱり、大変でもいつもの生活が一番です!

 

自分の運命を受け入れて、しっかりと息子が健全な成長を遂げれるように努力します!