息子は席を譲れるようになるかな?~《助け合いと譲り合い》の精神を身に付けるために私ができること~
《イレギュラー運転をするつもりが、だんだん通常運転になりました(笑)》↓
今日は人生のキーパーソンである姉の家へ行ってきました。↓
まあ、そんなに難しい言い方をしなくてもいいですね(笑)
はい、実家に帰っていました(^^)
まえに一度書いたことがあるのですが、実家の近くでお父さんはラーメン屋を営んでいます。↓
そのお店で私の母も働いており、父の妹の旦那さんも一緒に長年頑張ってくれています。
もう40年近くも営業している古い古いとても汚いラーメン屋ですが、たくさんの常連さんも新規のお客さんもいっぱいいていつも賑わっております。
私が赤ちゃんの頃を知っているお客さんもたくさんいて(^^)
すごく狭くてとても衛生的とは言えないお店なのに、なんだかとっても温かみがあって落ち着く自慢のお店です。
今日はそんなお店で作ってくれた「冷やし中華」をお父さんが出前してくれました♪
いつもいつも私が実家に帰ると、忙しくてもバイクでラーメンなどを届けてくれるお父さん。
もう、お店までは歩いて5分ちょっとの距離なのに(笑)
私がとりにいけばいいのに・・・
本当にいつも優しいんです。
お姉ちゃんも体調の悪さからためいきをつきながらも、子供たちとたくさん遊んでくれて・・・↓
そんな中、私は睡魔が襲ってきてごろ寝です(笑)
しかも、そもまま本当に寝てしまいました。
途中、お父さんが休憩で帰ってきて、私にちょっかいを出そうとする子供たちに「お母さんも疲れているんだから、寝かせてやれよ~」って。
・・・・
でも明らかに、その中で一番大変なのはお姉ちゃんで次はお父さん。
私は最後です。
一番大変なお姉ちゃんが子供の相手をしていて、一番楽な私が寝ている。
すごい状況ですね。
それでも、それが許される・・・許されるというよりも、そんな私を二人は何とも思っていないんです。
誰が大変なんだから、誰が疲れているんだからという基準で判断をしない。
家族の空気感って本当にすごいなと感じました。
だから、大変なお姉ちゃんに対しても気負いなく眠ることができる私がいて、私にとって実家はとてもリラックスできる場所です。
どこにも行けないお姉ちゃんに対し、「この夏はここに行こうと思っているんだ♪」と気軽に話すこともできて、それに対しお姉ちゃんは嫌味なく「いいね(^^)子供喜ぶね♪」と。
本当にすごい関係です。
そんな私が夢の中にいる間に、子供たちはゲームやらなんやら遊んでもらって(^^)
特に盛り上がったのは『輪投げ』だったようです♪
アルミホイルで適当な大きさに輪っかを作って・・・
小さめのお菓子を床にばらまいて、その輪っかを投げて入ればゲット!
というシンプルな遊び(^^)
でもこういうの子供たち大好きなんですよね!
私が起きた頃には、二人が持つビニール袋にはたくさんのお菓子が入っていました(笑)
やっと動き出した私はお風呂掃除と部屋の掃除をして。
そうそう、今日は行きと帰りの公共交通機関で《席を譲る》という場面に出会いました。
娘は私が一言「譲ろうね」と言うとさっと席を立つことができるのですが、息子は「自分が座りたい」という気持ちが強いんです。
一言ではなかなか動かない・・・
その場は混み合ってきた関係もあり、「立ちなさい!」の追加の言葉で動きました。
でも、もちろんこのまま終わりにしてはいけません。
降りてから、なぜ席を譲るのかどういう人に譲るのかを改めて説明しました。
それでも、言葉では理解をしても、心では理解をしていないような息子・・・
そこで私はさらに説明を続けました。
「〇〇(息子の名前)が、怪我をして足が痛い時、お腹が痛い時に、気持ち悪い時とかに、他の誰かが席を譲ってくれたらどうかな?うれしい?うれしくない?」
「・・・・・」
小学校3年生の息子はその問いには答えずに「もう分かったよ」と。
この「自分だったら・・・」と立場を置き換えて考えることは、とても大切なことですね。
まだまだ話を終わらせない私。
「〇〇(息子の名前)が赤ちゃんの頃やもっと小さい時、みんな〇〇やお母さんのために席を譲ってくれたよ。」
すると、息子は「分かった」と小さな声で返事をしました。
このように、❝自分もみんなに助けてもらっている❞ということをしっかりと言葉で教えることによって、本人の心に何かが響いたような感じがしました。
そして、帰りも席を譲るべき状況になりました。
すると息子は自ら席を立つことができ、「理解してくれたのかな?」と感じることができました。
席を譲る・・・
見た目だけでは分からないこともたくさんあって、譲る側も譲られる側も判断にとても難しいことがあります。
元気なお年寄りが立っていて、具合の悪い若者が座っている場合だってある・・・
でも、まずは「お年寄りだったら」「杖をついていたら」「妊婦さんだったら」「怪我をしていたら」「幼い子供がいたら」と基本の状態をしっかりと判断して席を譲れる子に育ってほしいな・・・と思いました。
また、別の日にはこんなこともありました。
娘とトイレの行列に並んでいる時に、車いす用の個室の前で苦しそうにしている高学年の女の子が母親と個室が空くのを待っていて・・・
でも、なかなか空かない・・・
普通のトイレは大行列・・・
私はどうしてもその子に早くトイレに行ってもらいたかったので、娘の番が来た時に「あのお姉ちゃん苦しそうだから先に行ってもらっていい?」と聞いて、その後ろに並んでいた人たちにも許可を得るためにお願いをしました。
もちろん、みなさん快諾してくださって、事なきを得る前にその女の子はトイレに行くことができました。
ここで私が気になったことは・・・
私と娘の前に並んでいた方もその子に気づいてはいたんですよね・・・
でも、なかなか声をかけることができない。
みんな順番に並んでいるという気持ちもあったのかと思いますし、なかなか行列のみなさんに声をかけてまで・・・という気持ちもあったのかもしれません。
また、自分も緊急なんだ・・・という方もいらっしゃったかもしれません。
それでも、やはり明らかに苦しい辛い思いをしている人に声を掛け、助ける方法を考えることが第一であると思っています。
だから、もっとみんなが声を掛け合って、❝人を助ける❞という環境を積極的に作り上げていくことが大切だなと感じました。
もちろん、すぐに行動できる人たちがたくさんいることも事実です。
でも、中にはそんな状況を見て見ぬふりをしてしまう人たちがいるのも現実・・・
この私がとても大事にしている❝助け合いと譲り合いの精神❞を、こういった日常の中から具体的に子供たちに教えていければな・・・と思っています。
《今日の息子のハッピー》
輪投げで遊んだこと♪
《今日の娘のハッピー》
輪投げで遊んだこと♪