子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

【環境】の影響力を利用しよう!~子供たちの力を自然に最大限に引き出す方法とは?~

《イレギュラー運転+通常運転》↓ 

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今日は息子のスイミングの振替日でした。

 

普段は水曜日なので、土曜日にスイミングに行くのはイレギュラーです。

 

いつもは一人で送迎バスに乗り通っているのですが、振替日にバスに乗ることはできません。

 

そのため、私が自転車送迎します。

 

スイミングまでの距離はけっこうあり、道路も車通りが多く危険なので、息子が自分の自転車に乗っての並走はまだしません。

(近場は息子は自分の自転車で移動しますよ~)

 

すると娘も「行きたい♪」と(^^)

 

そして、旦那さんもお休みだったのでみんなで一緒に行くことに♪

 

息子は恥ずかしいようで「見ないでよ~」と言っていました(笑)

 

 

 

そして、レッスンスタート!!!

 

ビート板キック、クロール、背泳ぎ、ドルフィンキック・・・と、今までやってきた復習から始まりました。

 

あれ?前に家族でプールに行った時よりも泳げているじゃん!!!↓

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フォームはまだまだな感じなのですが、泳げる距離が先週家族で行ったプールの時よりも格段に長くなっているんです。

 

あの時はフォームも距離も微妙な感じだったのですが、今日のスイミングスクールではしっかり25メートルを頑張って泳いで、さらに折り返して50メートルも。

 

途中、立ってしまうこともあったけれど、本当によく頑張っていました。

 

 

 

環境が変わるだけで、これだけの力が発揮されるんですね・・・

 

コーチがいて、一生懸命に泳いでいる仲間がいて・・・

 

その雰囲気にのまれて、❝自分も一生懸命に頑張ろう!❞とスイッチが切り替わる。

 

これは家族の慣れ合いの関係では、なかなか押せないスイッチです。

 

家庭では家庭なりのスイッチの押し方があるけれど、一歩外に出ればいい意味での緊張感があって、自然とやる気が出てくるんですね。

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これはスイミングだけでなく、公文でも同じことが言えます。

 

家では気持ちが乗らない時は文句を言ったりもするのに、公文の教室では先生にその文句を言わないんですよね。

 

みんなが集中している中、自分だけがわがままを言えない・・・という雰囲気もあるのだと思います。

 

また、家ではダラダラと時間をかけていたプリントを、公文の教室ではもっと早い時間でこなしてきたり・・・(公文の場合、基本的に家では復習プリントを行い、教室で新しい課題に取り組むので、全てがこの限りではありません。)

 

この数年間の様子を見ていると、家庭では甘えが出てしまい、家族以外の人に対してはその甘えが出せないという印象を受けました。

 

でも、それでいいんですよね。

 

家庭でリラックスをしてわがままを言うのも本当の子供たちの姿。

 

外でしっかりと先生の言うことを聞いて課題に取り組むのも本当の子供たちの姿。

 

家での姿が本当で、外での姿が偽りなのではなく、それぞれが自然体の本来の子供たちの姿なのだと思っています。

 

そしてどちらが良い悪いという問題ではなく、それだけ❝環境という力はすごい影響力を持っている❞ということを感じました。

 

 

 

環境はこれだけ人を動かす力があるんですね・・・

 

何か問題が発生した時に、その問題だけに注目するのではなく、その問題に関わる全ての環境を見直すことによって、解決までの道のりを短縮することが可能になってくるわけです。

 

本日は深くは掘り下げませんが、私は常に上記のことを意識しながら様々な問題に対してどう解決していくことができるのかを、【環境】や【働きかけ】や【費やす時間】を考えながら、その問題に絡み合う全てのことに対し自分なりの調整をかけているのです。

 

これらのことは、また時間がある時にゆっくりと書かせていただこうと思っています。

 

 

 

私にとって大きな課題・・・

 

それは『ハンディキャップを抱えた息子をどう健全に成長させていくことができるのか』ということ。

 

問題となる一点のみに注目するのではなく、もっと広い範囲で多方向からより良い手段を検討し、生活全体を調整していく。

 

これは、本当に大切なことだと思っています。

 

視野を広げることによって、一見その問題とは全く関係がないと思っていた分野が大きく絡んでいることもあります。

 

 

 

また、表題の件につきまして、今回は習い事を例にして家庭との環境の違いをお話しさせていただきましたが、これは「家庭はだめ」で「習い事がいい」ということを強調したいのではなく、家庭内でも外の世界でもそれぞれの工夫によって環境を変えていくことによって、子供たちの意欲を変えていくことができるのではないかな?という意味合いが含まれています。

 

子供たちの力を最大限に引き出すには、これらの環境を整えることが必要になってくるというわけです。

 

思うようにいかない場合、環境を変えずに「頑張りなさい!」というのは少々酷です。

 

その子供たち、その家庭に合ったそれぞれのより良い環境を作り出していくことによって、無理なく自然とやる気も力も出てくるのではないかな・・・と思っています。

 

 

 

さて、今日はここら辺で話を戻して・・・

 

「恥ずかしいから見ないでよ~」と言っていた息子は、プールサイドから見学席を見上げてとてもうれしそうで(笑)

 

後半、受付で娘の体験手続きを行うために席を外したことに対し、「途中からいなくなったよね?!」と気にしていて(笑)

アトピーが最近落ち着いているので、娘のやりたい意欲を汲んでまずは体験を申し込むことにしました。

 

なんだ、結局見てほしかったんじゃん(笑)

 

まだまだ、8歳(^^)

 

とってもかわいらしい部分がたくさんあります(^^♪

 

 

 

久々のスイミングスクール見学。

 

息子の頑張るパワーも見れて、かわいい部分も見れて、娘の気持ちも汲んであげられて(^^♪

 

帰りに焼き鳥屋さんに行って、お腹いっぱい食べて(笑)

 

 

最高の一日となりました!

 

 

 

《今日の息子のハッピー》

 夢でヒラタクワガタとオオクワガタを捕まえたこと♪


《今日の娘のハッピー》

スイミングの体験申し込みをしたこと♪