子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

子供に関する「困りごと」を一発で解決する方法~何事も【経験】とはまさにこのことです~

みなさん、子供たちが時間を守らないとか、部屋の片づけをしないとか・・・

 

そういった「困りごと」はありませんか?

 

私もこれにはずっと困っていました。

 

「おもちゃ片付けて~」→「これは僕(私)が出したんじゃない!」(兄弟などの場合)

「ゲームはもう終わりだよ!」→「あともう少し~」

「歯磨きして~」→「あとで~」

「自分で支度して!」→遊びに夢中で無視・・・

 

などなど(笑)

 

大人は「未来」の予定も踏まえてこういったお願いを子供たちにしているのですが、「現在」を一生懸命に生きている子供たちは今の気持ちを優先しがちです。↓

www.jiritsusupport.com

 

 

その結果、「次はこれをしないといけないんだよ!」とか「もう時間がなくなっちゃうよ!」とか、親もイライラしてくるわけです。

 

そこで私は「子供たちにもっと時間の意識を持ってもらいたいな・・・」との思いから、夏休みにタイムスケジュールを子供たちに書いてもらいました。↓

www.jiritsusupport.com

 

これで、子供たちは自ら時間を意識して行動できるようになったのか?!

 

果たして、結果は・・・?

 

・・・・・・

 

はい、無理です(^-^;

 

そんなに簡単にはいきません(笑)

 

簡単にはいかないから、子育ては大変なんですよね(^^)

 

でも、上記の『タイムスケジュール作り』は子供たちが時間を考えるいいきっかけにはなったと思います。

 

そして、何よりやってみて楽しかった♪

 

そのため、また時間に余裕がある時はこの『タイムスケジュール作り』を積極的に取り入れていきたいと思っています。

 

 

 

では、これらの子供に関する「困りごと」をどうやって解決していくのか?

 

実は、そんな面倒な『タイムスケジュール作り』をやらなくても、簡単に解決できる方法があるんです!!!

 

そんな画期的な方法とは・・・

 

親が子供のマネをする(^^)

 

というもの。

 

まず、休日などの子供たちが楽しみにしているお出かけがある時に作戦決行です!

 

 

◇とある一日

朝からのんびりだらだらする私(笑)

 

朝食を食べても、食器を洗わず・・・

 

洗濯も掃除機もかなりのマイペース♪

 

「お出かけしようね~」と言っていた時間が近づいてきても、自分の支度もせずにテレビを見たり携帯をいじったり(^^)v

 

すると、子供から「早くお母さん用意してよ!」と言われるわけです。

 

それでも、私は「うん、もうちょっとしてから~」とのんびり(笑)

 

そして、再び用意とは全く関係のないことをし始める(笑)

 

子供たちはだんだんと「ねえ!早く!!!」と声を荒げてくるんです(^^)

 

ここまできたら、準備オッケー!

 

「え?なんで早くしないといけないの?二人のマネをしてるだけだけど(^^)」と。

 

すると、子供たちは一瞬「はっ!」と固まるんです(笑)

 

「二人が時間通りに行動してくれなくて、お母さんが嫌になる気持ち分かった?」と。

 

もうこうなると、私を責めていた子供たちは手のひらを返して「ごめんなさい(-_-;)もうしないから、早く準備して・・・」とお願いするわけです(笑)

 

「分かった!じゃあ、頑張って準備するね(^^)/」と言ったところで、作戦終了!

 

 

 

このように、「こういう予定があるから時間通りの準備が必要なんだよ」と言葉で説明するよりも、「予定通りに進まないと、困ったり嫌な気持ちになること」を経験させる方が手っ取り早いです(笑)

 

さらに、そうして出発時間を1時間とか遅らせることによって、子供たちが遊びたかったこともゆっくりできなくなるということを経験させるんです。

 

「なぜ、時間を守って行動することが大切なのか?」を子供たちの視点に立って、分かりやすく経験させる。

 

そうすることによって、子供たちは今までの自分たちの行動を反省し、次回からきちんと行動してくれるようになりました。

 

ただ、これがまた長続きしないんです・・・(^-^;

 

子供は手ごわい(笑)

 

でも、一度自分たちが嫌な思いを経験していると、さらっと「じゃあ、またマネしようかな・・・」と言っただけで、子供たちは「はっ!」と気づいて行動してくれるようになりました(笑)

 

もちろん、子供たちが自主性を持って行動できる時間はこういった方法を使わずに子供たちに任せることもありますが、やっぱり日常生活において生活のリズムを守るためにてきぱき行動してくれると助かりますよね?

 

それであれば、毎日毎日「早くやりなさーい!!」と親がイライラするよりも、こういった方法を使うことによって、親も子供もイライラすることなく動くことができた方がいいですよね(^^)

 

 

 

「お片付け」に関してもそうです。

 

一度、もう親も徹底的に部屋を片付けない!!!

 

そうすると、「あれがない」「これがない」と子供たちが困り始めるわけです(^^)

 

自分が困った経験をすると、今まで親が「こうしてね」と言っていた意味が分かるんです。

 

 

 

やっぱり、何事も【経験】することによって【理解】が深まります。

 

だから、こういった子供に関する「困りごと」も子供たちに経験させてあげればいいんです(^^)

 

わが家ではこれらの方法を行ってから、「また、なあなあになってきたな・・・」と感じた時に「あの時、どう思った?」と問いかけるだけで、しっかりと行動できる時が増えました。

 

これが、日常生活でのイライラを減らす私なりの方法のひとつです( *´艸`)