子供の幸せを願って

~未熟児で産まれ、知的障害・言語発達遅延を患った息子の成長において私ができること~

私の不登校に対する心構え~みんな自分が生きやすい環境を探しながら生きている~

もしも、わが子が不登校になったら・・・

 

その時、私は何を感じるだろうか?

 

 

 

今回の記事は不快に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

それは、不登校に関して、私自身も子供たちも今のところ経験していないから。

 

ただ、不登校って誰にでも起こり得ること・・・

 

ちょっと前までは学校に普通に通っていたのに、突然何かがきっかけで学校に行けなくなることもあると思います。

 

特に、発達凸凹の息子はそういったリスクと常に隣り合わせ。

 

私のキーパーソンが言っていたように、まだ起こってもいないことで不安になったり悩む必要はないけれど、覚悟や心構えを作っておくことによって、それが心の準備となり、いざそういったことが起こった時に受け入れやすくなるんです。↓

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今まで「不登校」に対して、漠然としたイメージしかなかった私。

 

もし、息子や娘が不登校になったら、私はどうやって気持ちを切り替えていくのかな?と考えてみました。

 

すると、自分の中ですごくしっくりくる考えに出会うことができて・・・

 

だから、今日は私なりの『不登校に対する心構え』を書いていこうと思っています。

 

 

 

不登校って、お友達とトラブルになったり、先生と合わなかったり、勉強についていけなくなったり、なんとなく嫌になったり・・・と、様々な原因や理由があるわけですよね?

 

なんか、それって大人も一緒だな・・・

 

と思ったんです。

 

社会に出てから、同僚とトラブルになったり、上司と合わなかったり、仕事についていけなくなったり、なんとなく縛られる人生が嫌になったり・・・

 

結婚したとしても、この人とはもう無理だなって思うことも・・・

 

そんな時、どうしても頑張れなくなった人は、その環境から離れて新しい環境へと飛び立つんですよね?

 

そうやって、みんな自分が生きやすい道を選びながら人生を送っていくわけです。

 

だから、子供たちがどうしても学校に行くことができなくなったのなら、新しい環境へ移るのはごく自然なこと。

 

そこを、学校という環境に縛られてしまうから、親も子供も悩んでしまう。

 

もちろん、学校にはたくさんの利点もあるけれど、環境って他にもたくさんあって、その学校というひとつの小さな世界に縛られる必要はないんです。

 

でも、学校に行かない選択をしたのであれば、やはり家庭でも習い事でも勉強は最低限やっておいた方がいいと思います。

 

それは、いつどこで子供たちが学校に戻りたいと思うかが分からないから。

 

一番可能性が高いのは、中学・高校・大学といった大きな節目でしょうか?

 

でも、そこで学力も失ってしまった子供たちは、さらに意欲がなくなってしまいます。

 

学力を保つということは、進学に限らずに「子供たちの可能性や人生の選択肢を広げる」ということです。

 

 

 

また、「学校に行かない」=「人生を諦める」というわけではないので、しっかりと学力やその他能力を高めながら、『自信』を作っていく必要があると思います。

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そうして、どのタイミングでも社会に適応できる力を備えておく。 

 

不登校は学ぶ場が違う場所に変わっただけで、学びをやめるということではないと思います。

 

学びといっても、一般的な学力だけにこだわらずに、何か得意なことや好きなことをとことん伸ばしてみるということもいいと思います。

 

何でも「強み」を作るということは、いろいろな場面でプラスに働いていくはず・・・

 

 

 

まずは、子供と一緒にいろいろなところに出かけてみて、いろいろな人と触れ合って、「世界は学校だけじゃない」ということを親子で知ることが大切です。

 

いろいろな職業があって、いろいろな生き方がある・・・

 

学校で嫌な思いをしたとしても、世の中は自分と合う人たちもたくさんいる。

 

自分を守ってくれる人もいっぱいいる・・・ということを肌で感じることが必要だと思います。

 

気持ちが学校だけにとらわれてしまうと、「自分だけがだめなのかな?」と思い込んでしまう・・・

 

でも、大丈夫!

 

もっと、周りをよく見てみて(^^)

 

大人も一緒だから(^^)/

 

みんな、自分が生きやすい環境を探しながら生きている。

 

何よりも大切なのは心を潰してしまわないこと。

 

心さえ潰さなければ、何かを頑張る意欲って出てくるんです。

 

そして、そういった気持ちが、人生を生き抜く力になっていく。

 

 

 

大人たちは自分の環境を変えることは当たり前で、子供たちはその環境を変えることに抵抗があるって、ちょっとおかしいですよね?

 

今は昔ほど学歴社会ではありません。

 

最低限の学力を備えて、しっかりと自分を持って、自分の生き方を確立して、自分なりの努力をして、自分なりの能力を身に付けることによって、社会で羽ばたける可能性はいくらだってあります。

 

心が潰れてしまうくらい学校が嫌なのであれば、学校という狭い世界にとらわれずに行くのをやめればいい・・・

 

あとは、違う環境でまた違う何かを頑張ればいいだけ。

 

 

 

不登校」=「未来の絶望」なのではなく、「不登校」=「新しい挑戦」です。

 

どうしても学校に行けなくなってしまった時は、そうやって「不登校」をポジティブに受け止めることで、また、周りの人たちが前向きに子供たちと接することで、子供の心に明かりが灯り、自分らしい生き方を見つけていけるようになるのではないかな?と思いました。

 

まずは、何よりもそういったことにならないように、予防や対策をすることが重要ですが、どうしても限界が来た時は、迷うことなく自分の世界を作っていけばいい・・・

 

「心や命」と「学校」・・・

 

どちらが大切なのかは、説明しなくても分かるはずです。

 

不登校」は逃げではありません。

 

頑張るステージが変わっただけ。

 

「新しい環境で、また違う方法を考えよう!」

 

もし、息子と娘が不登校になった場合は、そんな言葉をかけてあげたいなと思いました(^^)

 

まさに、私はわが子のお医者さん!↓

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子供が何かうまくいかなくなった時は、一緒に潰れてしまうのではなく、親はお医者さんになったつもりで・・・

 

私はそんな心構えで「不登校」を乗り切っていきたいなと思いました。

 

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